カシメ

  ドコービルやダージリンでは、ワルシャート弁装置の可動のために、細かいリンクをピンで組まなくてはいけません。φ0.4のカシメピンでも、なかなか難しいことがあり、新しい方法を模索してみました。材料は0.8×0.2の洋白帯材と外径0.4内径0.2の細密パイプです。まず、φ0.4の孔をあけて、パイプを嵌めて半田付けします。

  もう1枚の孔をあけた帯材を差し込んで、上からポンチ状のもので、少しずつプレスします。早い話が「ハトメ」ですね。

  非常に簡単に出来ました。あとは、例えば0.25の孔をあけ直して、線材を通しても良いかも知れません。技術的には簡単だし、関節ピンの部分をスッキリ作れるかも知れません。この方法でエッチングで抜いたリンク類を組み立てると言うのが、コンの構想です。
  今日は山形に5satinsさんをお訪ねして、レイアウトの地面作り等教わってきました。許可をいただきましたので、近日そのお話もご紹介します。