内務省のドコービル

  railtruckさんからご質問いただきましたので、簡単に述べます。ソースは定かではないのですが、「鉄道ファン」だったとおもいます。臼井氏が内務省のドコービルを「さながらUボート」と表現していたと記憶します。すなわち図に示しますようにオリジナルの3.5トンは正面から見てサイドタンクは角形であり、左右のサイドタンクを連結して煙室扉も兼ねる前板の下縁はサイドタンクからボイラに沿ってカーブしてサイドタンクに戻ります。これに対して内務省のドコービルはサイドタンクの下部が丸みを帯びており、また前板が斜めにフレームまで達していて、アルファベットの「U」のように見える所から、臼井氏がこのように呼んだのだと記憶しています(確証はありません)。つまり自分のブログの本意はオリジナルの姿で作りたいという事です。内務省タイプはOナローでトーマさんが見事に再現されています。サイドタンクの上縁が縁取りなのか上板が横に飛び出しているのか、そのような構造になっています。この件に付きましては、識者のご意見を待ちたいと思いますが、「内務省タイプ」というものが存在していたと思います。系譜図にもあります。