集電ブラシとフラックスの件

  集電ブラシをどうするかがWrenの問題でしたが、何とか解決しました。画像は明日です。というのは今お湯の中だからです。
  Dさんが、フラックスは薄めずに原液で使うべきであると述べられていました。「人の言う事を信用する人間は進歩が無い」と言われますが、Dさんの言う事は試す価値があるであろうと、今夜初めて原液フラックスをしてみました。結果は目からウロコ!薄めたフラックスではジュッというはじける音がしますが、原液ではヌラリとハンダが流れました。誰だ!薄めて使えといったのは!!ということになります。思い起こせば学生時代に後輩のH君は塩化亜鉛の瓶を1本研究室から失敬してきて、水を入れて上澄みを使っていました。すなわち塩化亜鉛の飽和液です。で、考えました。どうして薄めて使えと言われてきたのか?コンの邪推では、フラックスハンダ付け後の腐食の問題かなと思いました。すなわち原液でのフラックスハンダ付けは、必ずフラックスを洗い落とさないと腐食が進行する、だから少し薄めた方が安全だと言う思想ではなかろうかと思ったのです。そこで、ハンダ付けした集電ブラシは、一晩お湯につけておく事にしました。先日ステンレスフラックスを友人に分配しましたが、是非原液で使ってみてください。確実に流れは良くなるようです。コンはトライアンドエラーという言葉が好きです。何事も試してみないと評価出来ないという事ですね。画像は明日です。