フォーニィの誘惑(34)ボイラの廻りの考察

  ええ、今日も会合なんですよ。
  いよいよボイラまわりにかかりますが、以外にゴチャゴチャしてます。給水管とハンドレールだけかと思ったら、インゼクタは露出しているし、右側煙室に入る太いパイプはおそらくエゼクタの排気管と思われます。ということは本機はエゼクタを有していた事に成ります。コンのつたない知識では米国型蒸機で真空ブレーキが使われたのはごくごく短い期間で、エアーブレーキ/蒸気ブレーキが主だったとおもいます。米国型古典機で一番困るのがエゼクタの形態。英国型は何種類か資料があるのですが、米国型エゼクタに関しては詳しいお友達も頭を捻ります。もし、米国型エゼクタで資料がありましたら是非教えてください。

  前照灯はありあわせのものにします。以外に面倒なのが煙室の洗口ハッチですが、パーツがありますかね?
  手前味噌ながら、今回のJAMでクリニック講師を務める事に成りました。今回はハンダ付けに関する諸問題を取り上げます。もちろん塩化亜鉛等のフラックスの問題や「置き半田」等も紹介するつもりです。時間は8月20日(土)ごご3時からとなります。是非おいで下さいませ!