wrenを作る(29)Valve Rodの組み込み(試作)

  材料は0.8×0.2の洋白帯材とφ0.3洋白線。このようにまとめました。ガイドはいずれパイプが入ります。

  後方のステイの部分が微妙にメインロッドのビッグエンドと干渉する事がわかり、作り直しです。でも、おおよその状況はわかりました。問題は、どこかでValve Rodを曲げないと末広がりになってしまう事です。その解決法は明日になりますが、明日は学会の発表とその後の懇親会、そしてGKのK兄と一杯いただく予定なので、日曜日までおあずけです。明日はある話題を書きます。
  弁装置を実物の様に動かすのは、模型人の一つの目標ですが、スケールが小さくなれば困難です。Nゲージの制式機のワルシャーとなどは上手く模型化していると感心させられます。HackworthをHOスケールで実現するのはチャレンジ以外の何者でもありません。「やったるで!」という気力だけで作ってきました。シェイのエンジンを自作した頃から、あえて困難な製作に挑戦するのが老化防止なのかと感じています。ピアニストのホロビッツは86才で亡くなる4日前までレコーディングしていたそうです。そのラストレコーディングを聴きながら、老境のモデラーの進むべき道を模索しています。