模型は日中作るもの!

  ということを、つくづく感じます。今日も明日の講演会の準備とか、同人誌の編集とか、いろいろありました。11時半に工作台に向いましたが、全く作れません。あれ?どうしちゃったのかな?と考えてみると、平素は日中に夜の工作の段取りを色々考えていたのです。今夜はあそこをこうやって、こう作ろう、とね。しかし、気持ちが模型製作モードから離れていると、いざ作ろうという時に手が動かないのです。本当はエアーロコのタンクのサドルを旋盤から挽き出して、なんて事を考えていたのですが、年のせいかモード切り替えが遅くなりました。昨日の電圧計の工作は、日中に「あ、これ今夜やってみよう!」と思っていたので出来ました。このように、実際に行動していない時に、実はそういう行動を熟成させているという事は、たくさんあります。例えば、かつて卓球をたしなんでいましたが、猛練習の後は全然ダメで、1週間程練習しなかったら猛烈に調子よくなりました。勉強も、遊んでいる時に身に付くのであって、ガリ勉は効率が良く無い、そんなこともあります。だから、定年退職後は模型三昧、という目論見が上手くいかないのはそういうことなのかなと、思います。明日は必ず工作します。今夜はこれで失敬!