形式5組み立て記(47)ブレーキの作り直し。

  せっかくの梃子があるので、ブレーキ引き棒は2本でいくことにしました。
  まず、ブレーキハンガー(シュー)の遠位端にφ0.5の孔をあけます。ロスト材のボーリングはドリルを折り込みやすいので注意が必要で、今回は高速ではなくスタンダードのドリルでボーリングしました。

  キットの梃子には引き棒を差し込む部分はありますか、浅いので追加のボーリングが必要です。これもスタンダードドリルで慎重にあけました。アシナの場合、ドリルが折れる前に進まなくなりますので、その時点でドリルを戻して切粉を払えば良いわけです。コンはここ数年スタンダードドリルでドリルを折った事はありません。おどろいたことに、ボーリングをし過ぎて、貫通してしまいました。厚みは0.47です。T0.47にφ0.5が貫通すると言うあり得ないことが起きました。

  ブレーキ梃子はハンガーを差し込めるようにスリットを入れてφ0.5洋白線を固定しました。これで、ハンガーと梃子は安心して固定出来ますし、強度も大丈夫でしょう。

  暑くて工作はここまでです。でもブレーキ関係の処理はほぼ見通しが立ちました。