続ヘルムホルツ弁装置

  同人誌の編集も終わり、仕事の合間に必死で考えました、教わった事は、ラジアスロッドは「吊りリンク」の下端に連結されていること、加減リンクを摺動するのは、吊りリンクのピンであること・・・。以上から推論すると、どうしても図のように音叉のような加減リンクの内側にはピンの嵌まり込む溝があり、その溝に吊りリンクのピンが嵌まり込むのではないか?という結論と成りました。要するに加減リンクの内側にはピンの嵌まる溝があるという事です。

  ワルシャートの場合は加減リンクは弧状で、ラジアスロッド(芯向棒)が上下してもラジアスロッド前端の位置は変わりません。ヘルムホルツでは、加減リンクが直線なので、ラジアスロッドの上下で支点が後方にずれてしまいますが、吊りリンクの動きが弧状なので、ベルクランクの様に支点のずれが補正されるという実に巧妙なメカです。この事を理解するのに1週間程かかりました。皆さんは理解出来ましたか?そして加減リンクが直線状でもワルシャートと同じ動きと成る事が把握出来ますか?
  同人誌の編集をしながら、どうしてもこのことが頭から離れず、今日ようやく理解しました。加減リンクの溝を想定しないと理解出来ないわけですが、これで正しいのでしょうか?
  明日から工作台に戻ります。ご心配かけました。いえ、嘘じゃないですよ!(エイプリルフールではない!)そういえば、理化学研究所の論文捏造問題の記者会見が4月1日って、間が悪過ぎません?