バルブロッド廻り

  バルブロッドは太めですがφ0.5で作り直し、これに0.5×0.2の帯材をハンダ付けして、φ0.3の孔をあけました。例のピンバイスでグランドの菱形を作り、バルブロッドを弁室に差し込んで、孔の位置が動輪のロッドピンが中央の場合のクロスヘッドリンクの先端の位置と平行になるようにして、ロックタイトで固定します。次に0.5×0.2の帯材の端に同じくφ0.3の孔をあけて、遠位部を削りテーパにします。で、クロスヘッドリンクの孔に遠位部を差し込んで、バルブロッドの孔に先日のφ0.3のカシメピン(先端を尖らせると便利)を挿し込み、バルブロッド側からロックタイトで固定します。この場合合併テコにはロックタイトは流れないので、合併テコは先端がクロスヘッドリンクの前方に差し込まれた状態で、クロスヘッドの動きとともに振り子運動をします。この際、差し込めばバルブロッドは固定出来ますが、リンクにするとバルブロッドが上下して上手くいかないのです。通常はバルブロッドの上下を殺す為にクロスヘッドリンクはわずかに上下動するというわけですね。バルブギヤを簡略化するという意味は、このようなものでした。

  ちなみにバルブロッドとラジアスロッドは固定されており、このままガイドヨークに差し込むだけで、ラジアスロッドと加減リンクは独立させます。加減リンクはヘルムホルツのような形態ですが、ガイドヨークでシーソー運動だけを許し、エキセントリックロッドで、第2動輪のリターンクランクへ連結します。ガイドヨークのラジアスロッド上下リンクは全くのダミィというわけですね。これで本機のバルブギヤの簡略型の考えは完結です。スワップまで、なるべく進める所存です。走りは問題ないので安心ですよ。
  スワップでは多少掘り出し物も用意しました。乗工社の旧製品とか、アダチのDLとか・・。ベベルギヤも少量出します。
  20分57秒は軽く走ったにしては良い記録。大腿周径は4cm太くなりました。ウエストは○×cmです。明日からガイドヨークに行けるかな>