続々ヘルムホルツ弁装置

  ご指摘をいただいて、大きな疑問は氷解しました。吊りリンクのピンと加減リンクとの連結は「滑り子」によるのですね。といっても「なんのこっちゃ?」と思われるでしょうから、図解を試みます。この図に加減リンクの作動ピンは書かれていません。

  多分これで間違いはなかろうとは思いますが、もし違っていたらご指摘ください。この図には加減リンクの回転ピンは書かれていませんが、モーションプレートから伸びたピンは加減リンクの前方と後方の二カ所で加減リンクに連結され、音叉形の加減リンクは上方が吹き抜けで、Uの内側は溝等は無く、Uに沿ってクロスヘッドのような「滑り子」が吊りリンクを上下させる事で摺動して前後進の切り替えがなされるわけですね。ワルシャートの加減弁のような彎曲した摺動面を作らなくて済むので、工作が容易ということでしょう。B20や協三の新製蒸機に採用されたのは、やはり工作加工が容易だったということなんですね。
  工作台に坐って作業はしましたが、まとまりはないので報告は明日に延ばします。
  以前に4月1日にエガーバーンの金型を別なメーカーが買い取って再びエガーバーンが再生産されたとアナウンスされて、鵜呑みにして発注してしまい、エイプリルフールであることが判明して赤恥をかきました。しゃくなので、後日「自分は本業を廃業して模型店を開きます!」と4月1日に書いたら、本気で信用してくれた方がおられて、吃驚しました。もはやネタバレですので、今日のブログにエイプリルは書きません。本気でヘルムホルツの弁装置の機関車が作りたくなりました。1440かな?あの弁室見ただけでゾッとしますけれどOJなら出来そうです。そうそう、4月末にOJの運転会に行ってきます。ミイラ取りがミイラになりそう・・・・・。