製材用鑢?

  無事同人誌は配送終了。今夜からということですが、今夜も会合なのです。週末にキャブ製作の勝負と成りますね。
  ちょっとつなぎの話題を2第。
  ヤスリに関しては、汎用は羽子板、油目はバローベ、そしてブロック削りはニコルソンと相場が決まっていますが、オークションでこういうヤスリを落札しました。驚くべき安値でした。

  製材用となってますが、木工用なのでしょうか?模型のお友達にモニターをお願いしましたが、真鍮も十分削れるとの事です。しかも単目なのです。

  単目は複目に比べて詰まる事が少なく、軟削材に向いているという事なので、十分使えそうです。中目、細目それぞれ10本ずつゲットしました。いわゆるヤスリを敷いて上からワークを押し付けて削るのに向いています。250ミリ長ですので。模型仲間の頒布品にしました。
  二つ目は、まだ構想中のお話。別件でイコライザーに関して少し勉強しました。そのなかで、動軸が3軸とか4軸とか増えたときの問題です。
  「全軸イコライズするより、前後の動軸のみイコライズさせて、中間の動軸は相応の軸中重を与えた方が走行性能は良いのではないか?」という考え方です。これは以前からDさんが強調されていて、確かに模型は実物とは違うので軸重軽減を図る必要は無いし、前後の動軸に重量を集中させれば、ポイント通過等の脱線対策にも有利ではと思いました。例えば、Eタンクの場合、全軸イコライズさせると、第1や第5動輪は脱線のリスクがありますが、第1と第5に重量を集中させれば、フランジによる脱輪防止効果が期待出来ないか?ということです。それから牽引力も、違うかも知れない(これはまだ仮定ですが、摩擦係数は重量に対して必ず一定なのでしょうか?動軸の少ないBタンクはスリップしないのに、Cタンクは良くスリップするのは何故でしょう?)。ですから、例えばCタンクなら第1と第3にロンビックを仕込み、第2動輪をバネ可動にした方が、全軸イコライザーより牽引力や脱線面で有利かもしれないと思っています。結局模型はこれだけ小さいのですから実物の構造理論がそのまま当てはまるわけではないとおもいます。Nゲージイコライザーの付いた蒸機が見当たらないのもそういうことではないのかな?と思っています。これらのことは当然実験して検証する必要があるので、このことも今後の一つのテーマと考えています。
  最後に、品切れの「段付きアンビル」が再入荷しております。ご希望があればご連絡ください。
  Brooksの進捗が遅れている点、心よりお詫びします。キャブがヤマなので慎重を期しています。