Thinking of driver・・。

  ポーターマインの2号機を作っていますが、重複するのでレポートは避けます。
  特注のスポーク車輪があがってきました。φ9.5で16.5mmゲージです。従前はこのクラスのスポーク車輪は篠原のプラスポークしかなく、小型車輌の製作には難渋しました。今回が2回目の発注で、アーチバー台車等にはやはりこのスポーク車輪が似合います。でも、出来上がってきた車輪を見ながら、別なことを考えています。20年程前にBタンクの作り方を書き綴った事があります。ところが連載が終わる事には、動輪がすべて市場から消えてしまい、非常に困りました。そこで、スポーク車輪にクランクを付けて動輪化する記事も書きました。その時に、「クランク動輪を自作してでも蒸機を作ろうと言う気概を期待しています」てなことを書きました。その延長上に先日の暴言があるわけで、パーツが無い、キットが無いから作れないということではなく、無いのなら作ってしまおう、くらいの意欲を期待しての事でした。思えば、仙台には凄い模型友達がいて、ギヤを特注したり、エッチングを自作したり、ギヤードモータを発注したりと、かなり「先鋭的な」活動をしました。特に動輪は、蒸機を作る為にはどうしても避けては通れない難関であり、ロストで原型を作って動輪を自作する、その為にはどうしても旋盤技術も必要だし、精度管理も必要になる、そんなスタンスでがんばりました。ちなみに、φ9.5のスポーク車輪なら、超小型のOn2動輪が作れます。実物は450ミリ前後ですので、Oスケールなら10ミリ弱ですよね。もっともスポークの数は7本でしょうけれど、今回のスポーク車輪を動輪化してOn2で作りたいという事であれば、喜んでご提供します。何しろ1ロット○○○軸ですから。(本音はどこかに卸そうかとも思ってます)。このままでも、0n30のトレーラーの車輪にはなりそうです。