Restoring my old Forney!

  ポーターも作り飽きたので、話題を変えます。タイトルの英語は、秋の渡米の為のトレーニングですので、おかしな表現がありましたらどしどしご指摘くださいね。
  0-4-4の軸配置のフォーニィはBタンクの次に好きなタイプです。(ちなみに3番目はコロンビア)。これは、今を去る27年前にデッチあげたフォーニィ。ネタは初期の乗工社の木曽BLWです。ともかく、自分は木曽のBLWはとても嫌いでした。その理由は、あまりに後部加重になりすぎていることと、ランボードが無い事です。こんな不格好な機関車をどうして皆さん賛美するのか訳が分かりません。その不格好さを解消する唯一の方法はフォーニィ化ではないかと考え、独身時代最後の蒸機としてこれをつくりました。しかしロクに走りませんでした。その理由は多々ありますが、一番は重量のバランスが悪かった事だと思います。HOeではロッド伝動に限界がある事も知りました。そして、走らないまま、ストックケースで眠っていたこのフォーニィにひょんなことで出会いました。その時自分は34才、大いなる野望と、限りない将来を感じていわき市で輝いていた頃でした。ちょっと思う所があり、この機関車をもう一度ちゃんと走るようにしようと決心しました。同様のものはあと数両ありますが、とりあえずこれをレストアしてみます。当時、フォーニィの曲線通過の対策としては、第2動輪のフランジを削り落として、従台車は首を振らせないというのが一つの方法でした。そこで、まず、その方法でどこまで出来るか追求してみます。もちろんロッド駆動です。



  Sn2を再開したい等とほざいたために、ゲージ論が始まってしまいました。でも、高齢者の経験から、ゲージ論は論議自体は楽しいけれど、作品作りには決して有益ではないと思っています。作品を通して、色々な考えを述べるのがコンの流儀です。