6129の修復(2)

  頑張って、何とか弁装置の復元を果たしました。原作者曰く「4-4-0は先輪と第1動輪の間に隙間があり、そこに躍動する弁装置が見える事で魅力が倍加する」。なるほど、まさにそうです。そして加減リンクの動きがあたかも駈ける馬の前足の如く、これが4-4-0の魅力かもしれません。下回りの部品を磨き、調整して、ここまできました。先輪は復元装置をコロ式にすべきか、迷っています。明後日の検討になります(明日は同業者の新年会)。モータは昇天してますが、ギヤボックスは使える事がわかりました。ウオームは鉄製で、out!でも、このウオームはM0.25で自分がアミック精密(今は営業を休止した長野の時計歯車屋さん)に特注したものであり、当然手元にスペアがありました。今でこそ、だるまやさんがM0.25を出してますが、模型用のM0.25を最初に作ったのは自分たちです。その後真似してM.0.2を古典機に使って失敗したご仁もありますけれど(笑)。


 ところで、以前に仲間で話題になったのですが、どうして4-4-0だけがサイドロッドが外側でメインロッドが内側なのでしょうか?通常はサイドロッドはメインロッドの内側(手前から見れば奥)ですよね。