随想:軽便蒸機のこと

  今日はアップすべき画像は無いので、たわごとを書きます。
  蒸機の模型作りに手を染めて40年になりました。それでもキャブ内の構造とか、ある程度わかってきたのは最近で、今回のポーターでもいろいろポカがあり勉強になりました。10年くらいまえから、余命を考えて蒸機模型を専門とすることにし、電車やDLはもう作らないことにしました。さて、コンは案外子供っぽいところがあり、また子供好きです。米国大型蒸機は圧倒的な巨人のイメージ、日本の制式蒸機は日本男子のイメージです。コンの好きな小型のタンクロコや軽便蒸機は可愛い子供のイメージ、時には赤ちゃんみないなイメージを持っています。ボイラーは小振りで重心は低め、キャブは相対的に大きく、頭が大きくて体の小さい子供のイメージです。トミックスの動力台車を使ったフェルトバーン、コッペル、ポーターの3シリーズはいずれもそう言う意味では共通点がありました。そういう好みはあくまでコンの個人的趣味でしたが、ガレージキットとして世に問うと、多くの方に受け入れていただいたことが嬉しく、開発に拍車がかかりました。現在はいくつかのメーカーが軽便蒸機を出していますので、コンの役目は終わった様なのですが、それではメーカーでは作れない様なものを作ろうと、今回のポーターの開発を頑張ったわけです。あとはドコービルとダージリンということになりますが、今年一杯はポーターの完成品やキットの量産に追われると思います。
  また、昨年12月、還暦を機にブログをはじめましたが、有益でした。コッペルは1年間悩みに悩んで出来ましたが、ポーターはブログで多くの皆さんから暖かい助言があり、大変楽に出来ました。従前はブログやネットは工作の妨げとあまり手を出しませんでしたが、始めて見ると工作の糧になり、停滞しなくなりました。10ヶ月で16万ヒットは普通ではないとおもいます。1年で20万ヒット出来たら記録かも知れません。