ヘッドライトのレンズ

  ナローでは従前はMVレンズで誤魔化していましたが、浜リンさんが良いヘッドライトを作ってくれたので、点灯式にしようと目論んでいます。レンズを作ることは、多くの皆さんはなさっている事でしょうけれど、コンはまだプレス抜きで作った事が無いので、試作してみました。
  ライトの内径はφ2ですので、真鍮角ブロックにφ2の孔を彫り、押し子はφ2の洋白棒として、内側を少しえぐりました。ポイントは位置決めで、ボール盤でダイに孔を穿けたら、決して万力の位置は動かしていはいけない理屈ですね。そうしてドリルを押し子の交換して、0.2tのプラ板を抜いてみました。サクッと抜けます。ライトに嵌めてみて、問題が多少ありました。どうしても端がめくれるので、サイズは0.1くらいマイナスすべきなのですね。コッペルの窓は専門家に依頼しましたが、やはりマイナス0.1で作ってもらいました。アクリルを旋盤で削り出せば、曲面のでたレンズも製作は可能ですが、鏡面仕上げが面倒なので、このパンチ抜きも有効ですね。ボール盤と固定用万力があれば誰でも出来ます。