6.5ミリゲージの下回り

  さて、再び乙ゲージに挑戦してみました。Nゲージの車輪とだるまやのギヤで写真のような下回りを作りました。インサイドフレームの下回りを作る場合のポイントは2点。
1)ギヤ間隔の精度:だるまやの規程寸法に+0.1ミリを加えると、ちょうど良くなります。今回もこれで決まりました。模型的にはピッチ円で接触させると、わずかの狂いがそのまま噛み合わせの堅さになってしまうので、いわば人為的に0.1だけ遊びを付けてあげたということです。
2)軸孔はともかく遊びを殺して、尚かつヌルヌルとまわるようにすること。アイドラーギヤのシャフトは1ミリですが、軸受けは1.03のドリルであけました。これでヌルヌルまわります。1.1はガタが大き過ぎて論外です。ちなみに、このような軸孔のために2.05とか3.05のドリルも持っています。3.05は16番の自作の軸箱を作る時重宝しています。ま、3.03くらいでも大丈夫だとは思いますが。
  フレームの組み立ては旋盤で削り出した丸棒でこれにネジ止めすれば、直角も出て、便利です。小さな機関車のフレームの組み立てはこの方法しか無いと思っています。
  あとはクランクを付けて、サイドロッド、メインロッドを取り付け、上手く回るかですね。しかし、特注のロッドピンはまだあがってきていません。
  実はもう1台コッペルを作る事になりました。今回は黒の塗装の地味なやつです。明日から、ふたたびコッペル組み立ての要領が話題となります。