ドコービルのクロスヘッド(7)ピストンロッドの取り付け法

  本体の作り直しは後にして、ピストンロッドの取り付けについて。この機関車に限らず、クロスヘッドの製作で厄介なのがピストンロッドの固定。というのも、後方にはクロスヘッドピンとメインロッドのスモールエンドが来る訳で、エンド部分がクロスヘッド内でかなりのスペースを取るので、ピストンロッドの取り付け座のスペースが無いのです。本機はとりわけ、クロスヘッドピンを納める部分のクロスヘッドの幅が狭く(何と1ミリです)、実物写真をにらめながらどうすべえ?と考えていました。3日前に頭に電球が灯りまして、こうしたらどうだべ?という事になった次第です。つまりクロスヘッドそのものは、内幅0.5のチャンネルですから、ぴったり嵌まる「受け」をつけて、クロスヘッドに差し込んだらどうかな?ということです。当然ロストでは2ピースになります。


  したがって、クロスヘッドピンは貫通式になります。写真はφ0.3ドリル。

  今日の画像のクロスヘッドは失敗作です。明日本番をやります。今回は中途の画像をかなり撮影しました。
  ジョギングは25分23秒。箱根駅伝を見ると、あの坂をあんなに早く走るのですから、驚きです。