ドコービルの再開(40)シリンダーブロックを削り出す

  本機に限らず、小型蒸機ではしばしば弁室がシリンダーに対して斜めに傾いているものが見られますが、これはバルブロッドを外側に移動させる事で、合併テコとか様々な干渉を避けていると言う解釈で良いのかな?ともかく傾いています。何度かは判りませんので、30度にしました。そこで、三角定規の治具を作ってフライス盤のアゴに貼り付けて、ワークが30度傾くようにして、削ります。

  さらに弁室部分を削ります。

  あとは切り出すだけですが、明日はその前にシリンダーを作ります。今回のフライス作業はすべて目分量。ダイヤルやDROは役に立たないのです。
  仙台も夏日でした。ジョギングはTシャツに短パンで軽く済ませました。27分40秒。ビールの季節ですね。