wrenを作る(8)フレームの進捗と・・・

  フレームはパイプで仮固定していましたが、無事動く事がわかりましたのでスペーサーを角材から削り出してハンダ付けしました。やはり金属製のフレームは安心感があります。動輪の左右のガタは完璧に殺しましたので、ヌルヌルと走ります。多分この機関車は良く走るでしょう。作っていてわかります。

  シリンダーの設計は完了し、基礎工事終了です。

  ここで初めてのコーナーエンドミルの登場と成りますが、明日のお楽しみ。
  おせっかいで煙室扉を作った事がこの機関車にのめり込んだきっかけでした。気に入ったのはコッペル風邪の弁装置(実はHuckworth)と文字通り棒状のロッドでした。ロッドの太さはφ0.6でやってみるつもりです。悩みはシリンダブロックの傾き。資料では傾いていないのもあるのですが正調wrenは僅かに傾いていて、しかも上面は水平と言う面倒な仕様です。シリンダブロックの最終切削にアングルバイスを使う事に成るのかな?
  余談ですがトミックスの動輪、ギヤでこのような動力装置を作るのは絶対に「アリ」と思いました。トミックスに限らず、部品の精度は凄いです。この試みはナローの蒸機下回りを作る一つの選択枝だと思いますよ。