蒸機のトリビア

  考えてみると今日もお祭りの反省会。今回のお祭りは新聞にも載りましたし、杜の都さんのブログでも紹介されました。そこで、本日届いた模型誌をめくっていたらB20の記事がありました。さっそく熟読して大いに共鳴したわけですが、ただ一つ弁装置に関する記載がありませんでした。確かB20がワルシャートではなくヘルムホルツであることは、過去のブログで協三のBタンクの時に検討していました。主としてドイツ型に多く見られる事も知っていました。さてこの記事の筆者はB20の弁装置に関して理解していたのかな?というそこはかとない疑問を抱きました。そこで、「系譜図」と「金田形式図」の記載を調べてみました所、系譜図には全く記載が無く、金田氏の著作ではB20が欠落している事を知りました。
  ある形式の弁装置をすべてそらんじていて「ああ、あれは○×だよ」とスラスラ話せる方は尊敬しますね。ワルシャートとヘルムホルツの違い、あるいはアラン式と外側スチブンスンの鑑別、ポペット弁の構造、複式機関車の蒸気の流れ等蒸機に関するトリビアは沢山あります。それを肴に一杯やるのもまたモデラーの楽しみと申せましょう。
  余談ながらB20/ヘルムホルツ弁装置でググると当ブログが真っ先に出てきます。
  では反省会に行ってきます。身体はもう奈良漬けになってますが(笑)。