絵心

  今日は同業の忘年会です。雑文を。
  子供の頃、図工は評価3でした。工作は5ですが、絵が2なのです。そのことがトラウマとなり、いまだに絵心に自信が無く、レイアウトより車両工作に力が入ってしまいます。レイアウトの上手の方は間違いなく絵心があります。苦手意識を克服出来ないまま、還暦を過ぎました。処方箋として、気に入った絵を眺めては、そこに線路と列車風景を重ね合わせるということをしています。これはDMからコピーした雨宮英夫氏の油絵。氏は日本の原風景画家として知られ、コンは画集も求めました。

  多分、本音はこんな世界をレイアウトで実現したいと思っているのです。
  これは雪国風景の版画家として有名な齋藤清氏の版画。こんな豪雪地帯を、細々と軽便鉄道が走っていたら、なんと夢想してしまいます。

  ですから、今回のレイアウトの挑戦は、コンの絵コンプレックスに対する挑戦でもあるわけです。たわごとでした。