EXPO-NG

  ロンドン東方のDirtford近郊、Swanleyという地区の体育館で開催されました。体育館はかなり古く、使いこなされていましたが、スペースはとても広く、軽便祭(最近出席していませんが)より混雑感は少なかったです。夜の懇親会でお客様は400〜500名との事でした。全体としては009(4ミリスケール)が圧倒的に多く、0n30は少ないイメージでした。物販と展示は同じフロアで混在しており、NNGCとは様相を異にしていました。
  レイアウト展示は多くはジオラマで、田園の丘陵地帯、あるいは港湾といったものが多く見られました。「草」の表現が素晴らしく、樹木が少ない印象でした。港湾セクションです。


  イギリス郊外ののどかな田園風景。実際こういう風景でした。



  これは日本でもよく見られる小さなレイアウト。


  別部屋ではモジュラーレイアウトの展示もありました。

  ショップ関係に移ります。小型のトラクター等を製造販売しているオジさん。天賞堂のギヤや特殊なギヤもありました。車両工作が盛んと感じました。

  本も一杯。

  人形のショップ。この方とは懇親会でいっぱいお話が出来ました。

  時計旋盤の実演をしていましたが、剛性が無く明らかにサカイに軍配が上がります。

  素材も豊富でした。

  ライブスチームもありました。マイフォードを所有しているという事で、話が盛り上がりました。「日本の平岡幸三氏を知っているか?」と尋ねたら「もちろん!彼は沢山の本を書いているね」とのこと。

  沢山の蒸機(手作り)が展示販売されていました。機関車も作られているのですね。009です。


  他にも沢山ショップがありましたが紹介しきれません。賑わっていました。

  さて我らが日本組ですが、何と言ってもSさんのダージリンスパイラルレイアウトが大人気でした。しかしSさんは体調が優れず、終日の運転は困難でそれ故当方にお客がまわってきました。


  アルモデルの製品も人気でした。


  K兄もスーパーキャパシタの売り込みに懸命です。

  コンの展示はこんな感じ。

  熱心に写真を撮って頂き、嬉しかったです。この方はフェルトバーンを組んでおり、今回コッペルをお求めになりました。

  ともかく、日本のブースは人気で人だかりが絶えず、その分他のブースを見学する時間が不足でした。全体としてはやや雑駁な印象でしたが、軽便祭に近いイベントと思われます。NNGCの時には樹木のブースが10以上有り、ロギングが盛んでしたが、英国では全くロギングは見当たらず、文化の違いを感じました。009societyの活動が大きいと思います。以上、本ブログ最長編のレポートを終わります。