フライスのR

  ひょんなことから切削工具の研磨専門家とお友達になりました。OSGのサービス工場です。通常我々ド素人は相手にしてもらえませんが、懇意にさせていただくことができました。サイドカッタの刃を痛めた時に研磨先を探していて見つけました。納品の時「このフライスに小さなRをつけられますか?」
「勿論出来ますよ!」
ということで、2枚依頼したものが出来上がりました。加工料はもちろん本体より遥かに高価でしたがこればかりは仕方がありません。何しろ1枚ずつRをつけていくのですから・・・。

  さっそく試してみました。こういう風に削れます。以前に1枚だけ持っていましたが、切れなくなったので研磨した所Rも綺麗に削除されていました。特別な加工だったのですね。

  ロッドのエンド部分やフレームの立ち上がり部分等に使います。もちろんエンドミルでも同様の加工が出来るそうです。最初のサイドカッタの納品の時に研磨屋さんに工作室を見てもらいました。そして唸って帰って行きました。そんないきさつです。