あっ!マズイ!

  フレームはフェルドバーンのエッチング板の端切れでt0.4t。

  通常は前後を旋盤で削り出した円筒形のステイで組むのですが、この小さいロコではステイの場所も確保出来ないので、端梁で組みます。すなわち端梁に溝を掘り差し込むのです。そのためには、フライス加工の準備として、捨て板をこのようにしてみました。Dさん依頼の切削の失敗材料です。

  捨て板にワークをハンダ付けします。もちろん炭素棒先生を使いました。置き半田で飽和塩化亜鉛溶液がフラックスです。ジュブジュブという感じでハンダが流れ、非常に感激しました。Dさんの飛散しないフラックスという意味が良くわかります。

  で、得意の横フライスで溝入り端梁を作り、嵌めて見ました。ピタリで満足なのですが・・・あっ!!

  さて、何が起こったのでしょうか?これは皆さん当ててみてください。手前のフレームが完全に入り込んでいないのは違います。もっと根本的な問題に気づいたのです。
  今日も頑張って走りました。20分5秒。アチャー、あと5秒で20分を切れたんですね。明日から過酷な労働が始まります。お正月開けの仕事始めは多分修羅場になりそう・・・。