Bタンク/ランプ掛け

  最後に残ったランプ掛けを作りました。t1から削り出す」力技もありますが、ここはスマートに「銀ロウ」を使う事にしました。以前は「早ロウ」などという誤解を受けそうなロウも使っていましたが、その後「練り銀ロウ」に移行し、現在はこの「粉末銀ロウ」を愛用しています。練り銀ロウはフラックスが乾燥すると手に負えません。その都度粉末とフラックスで練るのが主流のようです。銀細工の専門家にも聞いてきました。

  勿論ロウ付けは、ランプ掛けの「台受け」の部分を作るのです。ロウ付けはワークの把持とバーナーのタイミングが全てです。今回は、このように曲げて、練ったロウを乗せて炙りました。簡単です。

  成形して、取り付け用のボルト孔をあけました。φ0.3です。

  目分量で作りましたので、寸法チェックのためエコーさんのロストパーツと比較しました。大きさが殆ど同じなのに吃驚しました。エコーさんは、このφ0.3に外径0.5,
内径0.3のパイプを被せて原型としたのですね。

  ま、市販パーツを使って構わないのですが、自作するならこうします、ということで作りました。当然ロウ付けなので、ハンダで煙室扉に固定する時、「受け」の部分が緩んではずれる事は無いわけです。
  昨日は震災2年でしたが、あえてコメントしませんでした。マスコミは騒ぎ過ぎ!もう少しそっとして欲しいというのがコンの本音です。被災者を憶うことで、自己満足してるのでは?と思います。復興は皆それぞれ。さまざまな立場の人たちが苦闘しています。そっと見守るという視点が一番だと思います。誰も「被災者」なんて、言われたく無いのですから。