宮崎コッペル(4)シリンダブロック

  キットの作り方が気に入らなければ作り直せば良いというのはあたりまえの事です。設計者は誰でも作れるように配慮した設計なのですから、とやかくは申しません。あくまでコンの趣向として、○×工芸さんのような設計はどうしても受け入れられず、本機でもシリンダブロックの後方の蓋に接するようにC1というパーツが置かれて、ピストンロツドはそこを通るのですが、老モデラーとしては、スライドバーがシリンダブロックに埋め込まれていないのはどうしても受け入れられません。ピストンロッドのエッチング抜きも気になります。設計者にお詫びしながら、手を入れます。クロスヘッドはエコーのものをギリギリまで削りました。これでもバルブロッドスレスレです。シリンダ前後蓋は素晴らしいロストパーツで、それを生かす為にも、ピストンロッド案内は作り直し(グランド類は勘弁してください)、エコーのクロスヘッドのピストンロッドも太いのでカットしてφ0.6に交換、シリンダブロックに0.8角の洋白線を埋め込み、ここまで作りました。後方の右側が赤らんでいるのは、何度もバーナーで炙ってフラックス内の塩化アンモニウムで赤くなってしまったと理解してます(クレンザーで磨けば大丈夫)。ということで、こうなりました。

  動きは滑らかなので、これで仕上げます。同人誌の編集も大分進めました。ジョギングは道路が凍結しているのでお休み、階段昇降でお茶を濁しました。
  告知となりますが、2月初旬にシェイのベベルギヤが若干頒布出来ます。今回は多分最後となりますので、お見逃し無く!