動輪を作る(2)輪芯の旋削

  輪芯に正確なφ3の孔があきましたので、その孔を基に輪芯を削ります。まずヤトイを作ります。先日杜さんがいらした時の、15φ真鍮棒を使います。センタードリルでセンターを出して、φ4の洋白棒をハンダ付けします。というのは、φ15からφ3まで落とすと、材料がもったいないからです。なお、このヤトイは双極です。つまりひっくりかえして、もう一度使えます。更に言うなら、中央のφ4の棒を入れ替えれば、再利用出来ますね。ちなみにセンタードリルは折れたのを使ってます。これは前田師匠に教わりました。折れたセンタードリルはそのまま丸バイトとして使えるわけですね。

 シャンク(腕)はφ3なので、φ4でシャンクを作ってφ3まで削ります。

 昨日の輪芯がピッタリ嵌まることを確認します。

 ダイスホルダ(自作)をテールストックに装着してM3のネジを切ります。手回しハンドルがとても有効ですね。

  輪芯を固定します。押し子のロッドピンの逃げを忘れずに。

  あとは削るだけ。あ、もちろんバランスウエイトも削ります。

  今日はここまで、色々忙しいんですよ!