動輪を作る(1)
昨日、今日と関西へ出張していました。昨日はブログをお休みして大変失礼しました。今日から気合いを入れて再開します。
ロストの輪芯にまっさきにすべきことはボス孔の作成。車軸はφ3.0のストレート打ち込みなので、正確な孔あけをどうするかです。少なくともボール盤でズンではダメですね。旋盤加工になります。まず輪芯のホルダ(ヤトイ)を作ります。φ19の真鍮棒を短くカットして、φ13の孔をあけます。
これを「内グリ」で輪芯がピッタリ嵌まるようになるまで、削ります。今回はDさんにご足労いただいたQCTPを使いました(詳細は以前紹介済み)。
「竹べら法」で輪芯を嵌めます。テーパーがあるので、ちょうど良く嵌まります。
φ2.9ドリルでボーリングしました。やはりドリルが少し揺れます(つまり偏芯している!)
そこで、エンドミルで仕上げました。
あとは、このような真鍮のバールで外します。
φ3.0のドリルロッドに通してみました。2/3まできっちり入ります。良い感じですね。
明日は輪芯の切削です。