構想

  Bタンクは、ガイドヨーク、バルブロッドをつければ完成ですが、果たしてこのBタンクにはどんな弁装置が良いのでしょう?1100のような応用ジョイ式?スティブンスン式?さんざん考えて、結局ワルシャート化することにしました。せっかく超スローが効くのですから、ヌルヌルと動くワルシャートは魅力的です。そこで、今夜はしばし構想に耽る事にしました。画像はありません。構想に当たってはKKC1号の尊敬する先輩の図面がものすごく参考になります。もちろん、ここでは公開は出来ませんけれど。
  クロスヘッドの下部で、コネクティングロッドに連結される部分は「腕」と呼ばれるようです。これは、メインロッドとのカシメピンを外して、ハンダ付けで良さそうです。リターンクランクは、メインロッドピンの頭を薄く削り、φ1のドリルを立てて、ハンダ固定でいけそうです。吊りリンクはエコーのものが使えそう、問題はどこで分解するかですね。1055の時にも、分解では難渋しました。故人となられたK氏(あのJ社のK氏です)とお話しした時、基本的にバルブロッドを固定して、2系統に分離すると作りやすいということを伺いました。バルブロッドを動かす為の弁装置なのに、逆にバルブロッドを固定する事で作りやすくなると言うお話は、模型化というものを考える時に、黒子の思想と同様感銘深いものでした。とりあえず、「腕」とリターンクランクから作り始める事にしました。尚、φ0.8のタップとダイスがありましたので、取り外しピン類はこれで行こうと思ってます。