形式5組み立て記(57)ガイドヨークの「窓」は

  難物ですよ。サイドロッドが干渉するし、メインロッドだって、窓の脇に干渉します。ともかく、蒸機を工作していて、サイドロッドとメインロッドをワッシャで介して組み立てるって、けっこうしんどいですよね。今回のガイドヨークの取り付けは、その繰り返しで、あちらが立てれば、こちらがたたずという状況で、0.1ミリの隙間をしっかり管理するなんて無理です。サイドロッドを薄くするのが一番現実的ですが、もうやりたくありません。最終的に「窓」を「書き取り」にしました。昔の表現なら「日和った」わけです。その効果は抜群であちこち引っ掛かってたものが全て排除されて、一発で気持ちよくコロガリました。
  ガイドヨークが納まりましたので、バルブロッドにかかります。ロッカーアームはエッチング抜きでヨロシクないので、作り直し。バルブロッドはこのようにしました。φ0.8にφ0.5の孔をあけるわけで、JAMで発表する技法をそのまま使いました。

  工作可能時間は明日迄なので、明日の状態でいちおうJAMにも持って行く予定です。