旧い話(6)究極の完成品

  すでに見破られていますが、一番の「お宝」はもちろんこのK-27。ピストンバルブでシリンダーが上広がりと言う一番スタンダードな機関車です。原作者の故内野氏が自ら組み立てて、永く金型氏のM氏(コイニングの型等は手がけておられました)の工房にありましたが、ある事情で引き取りました。この機関車は有名ですが、専用のケースもあったということはあまり知られいないかも知れません。

  以前から気にしていましたが、スチームドーム周辺に緑青が発生しています。恐らくフラックスをきちんと落とさなかったのでしょう。

  ファイバーイレーザーとスパイラルホイールで研磨を試みました。はやり少し地肌が痛んでいます。早く塗装しないといけませんが、その度胸が無いのです。レタリングは一昨年シアトルで買って来ています。グリーンボイラの#467(かな?)を狙ってます。

  例のプロジェクトは多分明日で終わります。2年は長かったです。週末には工作再会出来るでしょう。明日も変わったお話をしますね。