フォーニィの誘惑(25)上回りにかかります

  キャブを作り始めています。約5ミリ縮めますので、それなりの戦略が必要でした。原型となれば、キャブも炭水部分も作り直しと成りますので、キット改造からかけ離れてしまいます。なるべくキットを活かしながら、それなりに雰囲気を醸し出す方針です。キモは下回りをボギーにしたことであり、上廻りについては過剰な改造は避けるつもりです。もっとも、ドーム類はどーむ感心しません。形式5では我慢しましたが、このキットでは我慢は出来ません。何とか削り直してカタチにしたいです。
  さて、ddx氏からフラックスは薄めないで、という教えを頂き実践しています。「人の言う事を信用する奴は進歩が無い」と言われますが、実践して良いと確認出来れば大いに啓蒙すべきと思います。ステンレスフラックスは原液を薄めないで使うべきというテーゼ(旧い表現!)はコンは認めます!良く流れるし撥ねません。お奨めします。どうして薄めて使うという事になったかのいきさつは存じません。ただし、フラックスの洗浄はかなり気を遣うべきと思います。今日もキャブの基礎ハンダ付けが終わった後、コップのお湯に漬けています。一晩漬ければフラックスは抜けるでしょう。フラックスを薄めて使うと言う発想は、フラックスによる腐食を懸念したのかも知れませんね。

  昨日作った動輪を先輩に納品しました。お代は少量請求したのですが、どうしてもということで、完成品の動輪2軸分のお代を押し付けられました。コンペに応募する作品に使うそうです。恐縮するしかありません。