DRO事始め、テールストックへデジタルノギスを取り付ける

  先日のテールストックハンドルの改造の時に、Dさんから「この際DROを取り入れてはいかがですか?」というアドバイスを頂き、やってみました。参考はこちらです。
http://blog.livedoor.jp/dda40x/archives/2006-09-18.html
  実は、このために千円以下の安いデジタルノギスをゲットしていたのですが、ともかく硬化ステンレスといいますか、本体が硬くて糸鋸では歯が立たずカット出来ないという問題で、頓挫していました。カットの件はDさんから、カッティングディスクでカット出来るが、発熱するので霧吹き等で冷ましながら作業しないと文字盤の接着が剥がれてしまうので注意!というアドバイスでした。当所はガラスカット用のダイヤモンドバンドソーを使うつもりでしたが、そのまえにカッティングディスクでトライした所何とかカット出来そうなので、以下はディスクとグラインダの作業でした。まず、プラのカバーを取り外します。

  分解してカット開始

  上下のアゴはカット、本体も70ミリでカットです。殆ど切り刻んだ状態。

  プラカバーとセンサを取り付けます。手足の無いだるまみたいなもんです。

  扨、切り刻んだノギスをどのように取り付けるかがポイントです。ともかく本体には孔をあける事も出来ません。そこで前方を真鍮帯材ではさんで把持し、そこにステーを付けてテールの動きを拾う事にしました。

  後方にJT1の縁を当てて、うごきを拾うわけですね。

  本体へは何と強力型の両面テープでした。

  ダイヤルを回すと表示が代わります。すでにこの旋盤はJAM向けて東京に移動となりました。