紫外線硬化型接着剤

  今日は同人誌の袋詰めで終わってしまいました。炭庫のキャブ内を作る予定でしたが、12時半をまわり、無理しない事にしました。で、つなぎの話題です。
  ガラスの水槽等の組み立てはフォトボンドと呼ばれる紫外線硬化型接着剤が使われます。また、歯科の治療で、充填材として紫外線硬化型の材料が汎用されています。模型ではこのタイプの接着剤が使われたと言う話は寡聞にして、存じませんけれど、少なくとの歯医者さんの模型人は使っているかも知れません。すでにコンの職業はバレバレですので、包み隠さず申し上げます。本業で巻爪の治療に形状記憶ワイヤーを使っており、これには模型の技術が非常に役に立っており、同業者からも特殊技術と一目おいていただいてます。問題はワイヤーがはずれ易い事。従前はマニキュア固定でしたが、この紫外線硬化型接着剤を併用した(ある意味では儲け主義の)治療も散見されます。爪の治療の第一人者を自負する自分としては、吉野家式の「早い、安い、上手い」を目指しておりますので、どうしてもこの技術を習得しなければと、出入りの歯科材料屋にサンプルを持ってこさせました。これが、写真のものです、試用した感じは、実に素晴らしいものがありました。商品名はG-Fixというらしいです。いままで、ワイヤの力に負けて爪が割れることがありましたが、この接着剤でワイヤを広い範囲で固定出来てトラブルが無くなりました。当然これを模型に「悪用」しょうというのは、模型屋の性癖ですね(笑)。瞬間接着剤、エポキシ、スーパーX等で接着剤はこれ以上は必要ないかもしれませんが、嫌気性接着剤が模型界に定着したように、この紫外線硬化型接着剤もいずれ模型に取り入れられる日が来ると思います。当面ヘッドライトのレンズの固定でしょうか?工業的にはさまざまな製品があります。今日模型用にはロックタイトの製品を発注しました。10秒で固着して肉痩せしない接着剤です。用途は多々あると思いますよ!