ポーターの進化

  キャブ内スティームドームの試作が出来ました。結局火室は真鍮版から新しく作りました。筋を入れたものはヘロヘロで頼りなかったからです。バックプレートを貼り、ドームを固定して、インゼクタとリュブリケータを取り付け、配管しました。圧力計は新製すべきでしょうが、既存のパーツで誤魔化しました。ホワイトメタルまわりの接着はすべてDさんに教わった「スーパーX」です。エポキシより耐熱性があるので、その後の小ハンダ付けにも耐えてくれました。結局スティームドームがキャブの中にあれば、蒸気の配管はタレットではなくドームから直接スティームがサプライされるのですね。今回の製作では、貴重な資料を提供していただいたK様とM様にあらためて感謝致します。リュブリケータはこちらが正しいようですね。明日接着剤が乾いたら、本体に納めてみましょう。これで、一つの進化が完了です。あとは「マイン」タイプとサドルタンクです。あ、10.5もありました。どのみちHOeでここまでやる人はいないでしょうから、まだ売れ残った100セットのポーターは進化させて世に出します。