PU101改造のポイント(1)

  動輪のロッドピンの孔あけがポイントです。第3動輪はすでにロッドピンがあけられていますので、これを基準にします。でも、最も大切なのは「位相を合わせる」ということです。つまり、第3動輪は決して90度の位相は出ていないので、いったんバラしで、目分量で構わないので、第3動輪の位相をまず90度前後で調整します。それからフレームに組み込んで、第1動輪のロッドピンの穴をあけます。この先が一番のポイントです。

  左手が第3動輪。右の第1動輪の孔の一をケガキ針で決めます。この時、ギヤによるバックラッシュがありますので、第3動輪を固定しても第1動輪は約30度動きます。

  もうおわかりとおもいますが、第1動輪の遊びの中間で位置を決めます。上の写真は第3動輪を固定して、第1動輪を動かしたときのMaxの動きを示しています。時計方向、反時計方向と動かして、その中間で第1と第3動輪の位置が揃うようにするのです。反対側も同様にします。

  ロッドとロッドピンを仮に組み込んでテストします。モータはアルの中型小判型(両軸)としました。両軸としたのはある魂胆があるのですが、もうミエミエですよね。今回は一発でスムーズに回転しました。これで、大きな問題はほぼ解決です。尚、ロッドピンの孔あけは、ボール盤ではなく、ピンバイスのてもみが良いです。これから先はフレームはなるべく分解しない事です。
  今日は雑用があり工作スタートが11時半でした。通常は一晩で出来るのですが、続きは明日となります。メインロッドの組み込みがテーマです。