cradle?

  今日は会合です。
  英語は堪能ではありませんが、ガゼット等は辞書無しで読めます。そのガゼットの3〜4月号に興味深い記事がありました。HOn3の既製品をモーターを換装してグレードアップする改良記事ですが、モーターの保持方法に興味を覚えました。円筒形のモーターを水平に配置し、ギヤボックスを用いる「吊り掛け式(これは正しい表現かどうか疑問)」としたばあい、モーター本体はフリーとなりますので、機関車の中で動きます。そこで、例えば珊瑚製品ならバネで押さえるとか、様々な工夫でモーターの暴れを押さえる事になります。辞書を引いて唸りました。つまりcradleとは「ゆりかご」という意味なのですね。これを日本語に訳してもどうにもならないでしょう。素晴らしい表現だと思います。ルール違反かも知れませんが、ガゼットの掲載画像を引用させて頂きます。これはいわゆるcradle。円筒形モーター(ファウエルハーバー)のお尻部分をシリコン系の接着剤で柔らかく接着するものです。日本ならスーパーXあたりが良さそうですね。

  このcradleとギヤボックスを「トルク・アーム」で連結します。

  おそらくお尻の1点はフレームに固定されますが、このようにすれば動軸に僅かの上下動が許されるので、イコライザーとか動軸可動方式でも使えますね。
  さらに感心したのは、この「トルク・アーム」。t0.3の薄板ですが、プレスで凸をつけて強度が増すように工夫されています。Dさんのブログでしばしば紹介されている強化法ですね。

  トルク・アームはこの他にも色々と形態は考えられます。ともかく、非常に興味深いと思い、紹介させて頂きました。B×○S×○さんがモーターマウントで苦労されていましたが、参考になるかも知れません。
  では会合に行ってきます。コンは世話人ですので遅刻は出来ません。