続・もろもろ

  荷物が届きました。いわき市のI氏にお願いしていたバイスの口金加工があがってきたのです。ところが、それからが大変、例えばトラスコ。アリミゾはガタガタで、バイスを締めると口金に段差が出来ます。すなわちアゴが浮き上がるのです。アゴが浮き上がらないのがボーレーバイスの特徴なので、これでは全然ダメ。t0.1とt0,2の燐青銅板で簡易カミソリを作り、挿入してガタを殺し、その上で口金に段差が出来ないよう調整するのが大変でした。しかも、段差だけではなく、「片締め」になっているところもあり、その調整に時間がかかりました。トラスコのこのバイス、2級品です。

  さすがにチビでも時計用は違います。動きは滑らかでした。

  Ko1さんのも出来てきました。少し調整しました。

  これらのバイスはKKCの頒布品です。余ったらアナウンスしますね。
  ところで、10cmのステンレスT定規があることをご存じですか?ストラクチャーや、組み立ててかなり使えると思いますよ。長手で10cmとコンパクトです。もちろん精度はあまり期待出来ないかも知れません。Dさんのスコヤでチェックして見ましょう。

  このあとボイラを丸めました。H御大のマレー用です。H御大、ボイラの丸めだけはコンに発注します。多分第1回の丸めが良かったので見込まれてしまったようです。

  さてドコーへ。上廻りの分解図を書いていましたが、ある事に気づきました。水タンクのリベットが左右で違うのです。え?と検討したら、要するに左の水タンクの後方が炭庫になっているのですね。ですから細かいリベットが少し前方に移動しているのです。右側は動力逆転機があるので、炭庫はないようです。これを作り分けられないと赤恥を格事に成るので、はやく気づいて良かったです。諸般の事情でアルモデルさんのような、パタパタと折り畳んで作るような事は無理と悟り。ハンダで組む方式としています。

  というわけで、さしたる進捗もありません。炭庫の存在がわかった事が収穫でした。ジョギングは19分48秒。一寸頑張れば20分は切れます。