リベット打ち出し機

  かつて故内野師がボール盤でリベットを打つ「早撃ちマック法」を提唱されたのは、何よりボール盤のカラムの剛性とスピンドルの振れの無さからと思います。FUJIのタッピングボール盤は、N氏に解析していただいたところ、「二重巻き線」なる特殊なモータのようですが、残念ながらモータは救命出来ず、剛性のあるカラムでリベット打ち出し機に生まれ変わるしか無くなりました。もちろんプレス機としても使えます。ダイのホルダは「ロクロ法」の台がありましたので、それを利用してこのようにベースの溝に固定する事にしました。

  色々考えて、ブロクソンのマイクロクロステーブルをベースの左側にボルト固定し、ワークを把持して送る方式としました。

  以前「ルシアンアイアン」の塗装のテストをした真鍮板がありましたので、それで試し打ちしました。ダイはφ0.5で少し大きめですが、よさげです。

  ダイは0.5,0.4,0.3,0.25の4種類としました。このダイに孔をあけるのが最も緊張するところで、カットオイルをかけながら、少しずつキリを進め、事故無くあけました。φ0.2のダイは今でも緊張して肩が凝ります。今回は見送りました。現在ドコーで打っているリベットのダイはφ0.2です。
  ジョギングも再開。21分12秒でした。2月は講演会や町内会の行事等目白押しで、スワップの準備もあり、ウカウカできません。今夜はこれから、打ち出し機を梱包し、種々の注文に対応します。