謎の機関車(2)模型編

  昨日のヨタ話で、フィクション書きとしてのセンスと能力の無さを痛感し、ヨタ話は自主的に終了という事で了解願います。筋立ては、戦前の東北地方に石津港を中心とした北杜地方という地域があり、古典機や軽便、地方鉄道の蒸気機関車が活躍していたと言うパラレルワールドを設定し、総裁の宇津木信一氏、鉄道技士の紺野三郎、事務方の出葉文也、「銘酒・千曲錦」の蔵元、比羅野翁からフレーザー商会のタッド・ミヤーノ氏等怪しげな人物が活躍し、大震災の難をかろうじて逃れた紺野三郎は仙台にささやかの町工場を建て「紺三工業」として戦後まで小型蒸気機関車の製作を続けたというあらすじです。その中で、宇津木総裁がスクラップ寸前の「戸馬(とうま)製作所」の内燃機関車を引き取って来て、紺三工業にもちこみ、当時独逸のEggbahnという小型機関車のコピーを安く作っていた紺野に余ったパーツで蒸機を作れと言う指令が出て。困った紺野は酒場で出葉とグチをこぼすも、何とかデッチあげるという、まあパロディですわな。
  模型のことは、トーマさんが初期に発売された谷村内燃機がネタで、モータが非力なのでせっかくのトミックスの動力が活かされない可能性がありましたので、変な蒸気機関車に作っちゃえとなったのが顛末です。しかし、色々な問題があり、結局走る事無くスクラップになりかけていましたが、モータ収納はアルの新しいモータで解決し、床板を切り刻んでモータを収納、フェルトバーンの下回りキットで新しい下回りにし(シリンダが太すぎますが)、大き過ぎたサドルタンクはポータのパーツをフライスで削りました。全くの自由形ですが、コッペルの過酷な作業の後なので、実に楽しくスイスイ作業は進んでいます。明日にも完成するでしょう。もっとも、明日はOゲージの車輪を作るんですけれどね。

  昨夜は22分50秒、今日は20分53秒でした。寒いです。