コッペル弁(承前)

  コンの30HPも簡略していました。本来はL型のリバースレバーとチェックレバーがあり、そのチェックレバーの先にガイドレバーが連結されていて、ロッキングレバーにつながるのですが、チェックレバーの先をフレームに連結するのは些か問題ではあります。恐らく設計者はこの図を知らなかった可能性があります。ですからロッキングレバーの形態にも難があります。


  そうはいっても、全ての関節を可動にする事はこのスケールでは無理で、ロッキングレバーが上下して「米搗きバッタ」の動きがあれば良しとするしか無いでしょう。結局見てくれは30HOと同じです。ロッキングレバーは細く小さく、バルブロッドもφ0.3です。

  幸いスルスルと回りました。この方式のメリットはバルブギヤを後付け出来る事です。動きを確認して、片側ずつバルブギヤを取り付けて調整が出来ますので、簡略化されていますが悪くは無いと思います。ポイントはバルブロッドガイド部分で、外形0.5内径0.3のパイプの先を細密リーマでテーパとし、内径0.35位にすれば、バルブロッドは上下しながらガイド内を慴動してくれます。わ!脱線してますね!!あとで撮り直します。御勘弁下さい。
  扨(さて)K兄依頼のローラー運転台を作らないと大宮に間に合いませんので、コッペルはここで一区切りとして、ローラー運転台とDさんの部品を作る事にします。明日は旧知の山仲間の忘年会、明後日は神社の正月準備と打ち上げで、あまり作れないでしょう。
  10時半に着替えて走り出したら、もう雪が積もっていて、2年前の転倒事故を思い出してジョギングを止めました。模型はともかく本業ではいまだ「黄金の右手」ですので(笑)。