サーメットチップ

  10日後には模型の集会があり、恐らくサーメットチップホルダも可成りの需要が見込まれるので、23本作りました。

  中途西宮のH御大から電話、「ああ、あの超硬チップね、良く切れるけど時々欠けまんねん。どないしましょ?」「え?そんなことないですよ。自分はSKなんかもサクサクで欠けた事無いですよ。もしかして、少し使い方が荒いんじゃないですか?」「ああ、そうかもしれんなあ。町工場でやってたさかい、実は青砥で研いでみたら、何とかいけますねん。」「え?研ぐんですか?自分は自信ないなあ。」「ともかく、今度の集まりで予備を買いますんで、よろしゅう!」「ええ、わかりました。」
  もしかして御大に渡したのは写真の向かって左かも知れません。これ凄く切れるけど、欠けやすい形ですよね。現在は中央のものをスタンダードにしています(価格が安い!)。

  ちなみに、右は京セラ、中央と左は三菱です。
  ついでに、これが高価なダイヤモンドチップ。そして右は間違って買ってしまった「左勝手」。

  今日はこの他集会の為の快削真鍮版のカットと梱包、そしてベベルギヤやラインシャフトの注文の発送等しました。ベベルギヤはあと2セットでおしまいです。K兄の方法も悪く無いけれど、内側フレームがちょっとウザい感じ(失礼!)。
  画像にはないけれど、御大用に少し大きなDCWT11T301R(ホルダは8角)も仕込みました。チップスクリューはサンドビックを奢ります。実はあるOゲージャーから車輪切削の手ほどきのリクエストがあり、その為のホルダも作らなくてはならないのです。お友達のM氏より「コンさんはただでさえ忙しいのに、人の頼まれ仕事もこなして、大変ですね!」と言われました。ま、おせっかい、世話好き体質なので仕方がないと思っています。自分の模型作りだけ考えれば良いとは思えないのです。還暦を遥かに過ぎれば、模型作りで世の中の役に立ちたいというのは不遜なのでしょうか?大枚はたいてミネベアも買っちゃいました。ひとえに、このモータが模型界に普及して欲しいからです。
  22分32秒。のんびり走りました。走り始めて三ヶ月、厳しい妻が監視していますのでもはや休めない・・・・。