小さいキャブのデイテール

  手摺はφ0.3。案内孔はφ0.35にしました。0.4ですとスカスカでハンダが回りそうです。キャブ後方の補強も細かいハンダ付けです。

  私見ですが、やはりステンレス用フラックスの流れは素晴らしいです。ハンダの量をコントロールすればキサゲは不要で、ファイバーブラシでこするだけで済みます。シュアーのハンダ鏝先がキャブ内には入らないところもあり、PX40君も併用しました。ひところ「つる首鏝先」が話題になりましたが、模型仲間では評判は良く無かったです。ケースバイケースだとおもいますが、16番のハンダ付けにはつる首は熱容量が小さ過ぎます。Nやエッチング板等には使えるでしょう。結局ハンダ鏝は各種使い分けなければならず、ワークを完全に固定してバーナーや炭素棒先生でハンダを流すやり方とはまた違う世界だと思います。キャブ後方のスティは手で保持してハンダで点付けしてから、徐々にハンダを流しました。点付けで仮固定してから徐々に全体にハンダを流すのが日本の主流みたいですね。
  雨で走れません。少しムズムズします。明日と明後日は函館まで旅行です。工作は日曜日夜までおあずけです。