フォーニィの誘惑(9)動力装置の検討

  ラフなスケッチで失礼します。これは以前に作ったSRの1号機。炭水部分が延長されているタイプでTadさんに色々教えて頂き、ドームやキャブ等は○×氏より拝受したものです。

  ボギー方式ですが、従台車駆動とし、前方のフレームはダミィとしました。略図でこうなります。

  ボイラが真鍮ムクで、重量バランスが悪く、バックは好調ですが前進がいまいちで、実物通りキャブフォワード専用になってしまいました。
  今回はリベンジです。ただし、前方フレームのセンタピンをボイラに求めると、上回りを取り付けないと組み立てられない構造となり、しかもその際動輪押さえ板を外さないとセンタピンを留める事が出来ないと言う問題です。そこで、床板からスティを延ばして、センタピンの受けを設ける事を考えました。当然ギヤボックスを逃げなくてはならないので、適当に逃げを作り、なおかつスティが目立たないようにランニングボードのレベルに設けたらどうかと考えました。言葉を変えれば、ランニングボードを床板に固定してそこにフレームのセンタピンのウケを設けると言う作戦です。キャブの前妻板の処理が難しくなりますが、分解/組み立ては楽になる筈です。

  果たして上手くいくのでしょうか?明日からスタートです。