フォーニィの誘惑(6)ギヤボックスの作り直し

  の前に、リクエストのロッドピンの製作です。今回はM1.2で頭はφ1.8、胴はネジと同じφ1.2です。旋盤で段付きにします。材料はφ2です。

  ネジは手で揉みつけて切ります。首下は0.8というご注文でした。

  ネジの無い部分を同じ長さにする時には、このようにワッシャを介在させて手揉みでネジを切れば、揃います。今回は首下が0.8なので0.5のワッシャを介在させました。遊びが0.3くらいありますので・・。

  あとはカットして、

  φ1.2のコレットチャックで把持して頭を整形して完成です。

  マイナス溝はピンバイスで把持して糸鋸で入れます。
  話は変わってピンセットの話。とげ抜きピンセット、アドソンピンセットとご紹介しましたが、これは「歯科用ピンセット」です。数ミリの厚みのある物を押さえるには便利です。今回はフレームの組み立ての把持に使いました。価格は\1500くらいで、ギザ無しです。これも金属工作ではかなり重宝しますよ。いずれ、頒布してみます。

  フォーニィはメイソン化することにしました。その要諦はまだ明らかにはしませんが、一寸変わった方式を考えています。というのも、前部台車のセンタピンを何が支えるのか?というところで、マレーのような問題が出て来るからです。ところでデフォルトではアイドラギヤは動軸のギヤ同じ径で全く減速していません。ここはこんなモーターで駆動するということなら我慢出来ない所です。

  いまさらキドマイティも無いですね。小判型の強力モーターが目白押しですので、モータの選択はアウトです。その中で、T12のアイドラを見つけました.動輪にはT24なので、2倍減速できます。

  PS:ベベルギヤですが、完売です。新規のご注文は受けられない事をお断りしておきます。