wrenを作る(13)ロッドの基礎工事の続き

  治具を作り、ロッドピンの孔をあけます。バイス治具を銜えて、クロステーブルで位置を決めました。φ0.6の孔は正確にあいていますが、ワークが少しへたりました。

  6ケで良いのですが、失敗も考え8ケ作りました。

  問題は端部のボルトの植え込み。これも治具でφ0.4であけました。もう少し上下端にあけるべきでしたが、限界です。この作業でドリルを折り込まない様、快削材からわざわざ「製材」してロッドのエンドを作ったのです。

  8ケのうち5ケは折り込み事故も無く無事作業終了。6ケ目で、治具が外れてやり直しと成りました。万力のアゴに位置決めの真鍮ブロックをロックタイトで固定したのが外れたのです。もう一度固定しましたが、ロックタイトの固着時間から、後の3ケは明日の作業としました。
  大分眼力が落ちました。キリの先端が少しボヤけます。裸眼ではそろそろ限界かもしれません。でも細かい作業が好きなので、大きなスケールには転向しないつもりです。