wrenを作る(12)ロッドの基礎工事

  本機のロッドは文字通り棒状で、エンド部のボルトは上下ではなく前後に付けられています。ボルトを表現するかどうかはさておいて、エンド部の中央にきちんと孔があいていないとまずいでしょうね。さらに、細かい孔あけをする事を考えると、快削洋白の方が有利と考えました。そこで、材料をφ3の快削洋白棒とし、ロッドの太さであるφ0.6の孔をあけて、このように加工しました。

  これをフライスとヤスリでt0.8まで平らにして、さらに旋盤で巾を2ミリまで狭くします。

  これにロッドピンの孔をあけて、(ボルトの孔もあけて)最後にφ0.6の線を差し込んでハンダ付けして完成と言う目論見です。もちろん、サイドロッドは正確な軸距離の治具を作ってそこにビス留めの上ハンダを流すわけです。いろいろありまして、すでに時刻も1時を回りましたので、この辺でまた明晩!