下回りの検討

  乗工社のキットでは挽き物のブレーキシリンダと割りピンのキングポスト(真束と呼ぶらしい)で、トラスロッドの両端は単なるハンダ付けです。古典のボギー客車では
ポストはセンターを挟んで2基のクイーンポストで、トラスロッドはフレームにボルトで留められています。クイーンポストの場合には中央のトラスロッドにターンバックルが来ますが、キングポストでは左右のトラスロッドにターンバックルが必要になります。トーマシェイでは、ロッドの受けまでしっかり表現されており、このキットが乗工社のシェイをさらに進化させたものと理解で出来ます。
  ブレーキシリンダの細さから、蒸気ブレーキと考えました。コンは永い間蒸機のブレーキはエアブレーキか真空ブレーキしか無いと思っていました。ところが、木曽森林のBLWをみて、あれ?と思い、先輩諸兄に教わって、小型タンクロコは殆ど蒸気ブレーキと知りました。蒸気ブレーキは力があるのでシリンダは細くて済み、小型機では1基で済むわけですが、凝結水の排水用のドレンコックが常備される事になります。本機の場合は2方向のブレーキシリンダーが連なった細長い形態で、それぞれ前後の台車のブレーキラダーに連結されているわけですね。HOクラスですと、知らなければ省略で済みますが、知ってしまうと作り込まなくてはならないと言う呪縛にかられます。ましてや、このブログのウオッチャは厳しいですから(笑)。それはさておき、知っていて省略することと、知らずに省略する事の意味合いは大分違います。そんなことをゴチャゴチャ考えていたら、まもなく1時になります。何かやろうと思いましたが、体調を考え、今日のブログは画像無しとしました。以下の記述はボヤキですので、読んで頂かなくて結構です。
  疲れている理由はガラスでも仕事でもなく、国勢調査なのです。このクソ忙しい時に調査員をやらされています。誰もやらないからです。世の中は1割の一生懸命の人と9割の怠け者で成り立っているとは良く言ったもの、町内会長としていくらお願いしても誰も引き受けてはくれません。全く知らないアパート街に調査活動の為に貴重な工作時間を割かなくてはなりません。これって不条理ですよ。もう退職して毎日日曜日の人たちが沢山いるのに、本業と趣味に忙殺されて、下手すりゃ工作台で倒れて昇天するかもしれない人間にこんなことさせるなんて!国勢調査なんて、役人の手抜き。彼等は面倒な事はすぐに民間に丸投げする。決して責任を取ろうとはしない。原発しかり、介護保険も、社会福祉も!こんなことで倒れるのはバカバカしいので、一杯飲んで寝ます!