シェイに挑戦(36)問題解決!

  ボルスタを新しくした所固くて回りません。さて?もともと、ベベルギヤを組み込んだときから、時々「当たる」感じがあり、とても不安でした。そして、その問題が漸く解決しました。以前は台車はコロがらず、ラインシャフトを手で回すと何とか回る感じでした。今日の写真の台車はコロがります。傾斜させれば動きます。こうでなければならなかったのですが、未熟故に気づきませんでした。

  チェックすれば一目瞭然。ダイカスト台車の黒染め部分が、ギヤが嵌まる一部で剥げています。つまりここで「当たって」いたのです。ところが、折り曲げたボルスタではわずかに撓むので、この「当たり」が「ちょっと固いかな?」程度で済んでいたのです。ところがソリッドなボルスタでは撓みませんので、当たった所で動かなくなったわけです。後は簡単、例の歯科エンジンで当たりを削り落としました。マジックで色を塗って、剥げた所をチェックするのは、歯医者さんが噛み合わせを調整するときと同じ方法ですね。これで、スルスルまわるようになりました。この台車の調整をきちんとしなければ、エンジンやラインシャフトに過大な負荷がかかり、悲劇が待っていました。今日、台車の固さが解決出来た事で、漸くこのシェイが走るだろうという確信が持てました。模型仲間のブログでも、シェイはちょっとでも引っ掛かる所があってはならないと書かれていました。それを一つずつクリアしていかなければならないのですね。
  ええ、別件は快調です。早ければ今週中にも作業が完了するでしょう。模型と違ってアート的なものは、構想がまとまれば早いのです。まとまるまでの試行錯誤が大変なだけです。